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パブリッククラウドとプライベートクラウドの違いを比較!メリット・デメリット、活用事例も解説

パブリッククラウドとプライベートクラウドの違いを比較!メリット・デメリット、活用事例も解説

2min

パブリッククラウドとプライベートクラウドの違いについて詳しく知りたいですか?本記事では、パブリッククラウドとプライベートクラウドのそれぞれの意味やメリット・デメリット、活用事例までを徹底的に解説しています。

目次

パブリッククラウドとプライベートクラウドの違いと比較

ここでは、パブリッククラウドとプライベートクラウドを比較しながら、違いを紹介します。

パブリッククラウドとプライベートクラウドの違いやメリット・デメリット

誰がクラウドコンピューティングを利用できるかという利用者別に「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」の2種類に分けることができます。

パブリッククラウド プライベートクラウド
特徴 ・必要な時に必要な分だけ利用することが可能
・不特定多数のユーザーがいつでもどこからでも利用でき利便性の高い
・専用のクラウド環境が構築可能
・カスタマイズ性の高いクラウド構築、運用が可能
メリット ・導入コスト、運用コストが少ない
・開発スピードの迅速化
・自社独自のクラウドサービスが構築可能
・高度なセキュリティ設定が可能
デメリット ・カスタマイズ性が低い
・システム障害やトラブルの対処ができない
・既存のサービスと互換性がない場合がある
・導入コスト、運用コストが高い
・柔軟にリソースを追加や変更できない
・経験値の高い専門人材が必要

パブリッククラウド
パブリッククラウドの特徴は、必要な時に必要な分だけ利用することが可能で、不特定多数のユーザーがいつでもどこからでも利用でき利便性の高いという点です。
メリットとしては、比較的に導入コストや運用コストが低く抑えられ、クラウド利用開始までのスピードや開発のスピードが早いというのがポイントです。
デメリットとしては、カスタマイズ性が低く、システム障害やトラブルがあった際には自社で対応することができず、クラウド提供業者に頼るしかないというのがポイントです。さらに、既存でサービスを構築している場合にパブリッククラウドとの互換性がないという場合もあります。

プライベートクラウド
プライベートクラウドの特徴は、専用のクラウド環境が構築でき、自社の用途に応じたカスタマイズ性の高いクラウドシステムを構築・運用することができます。
メリットとしては、自社独自のクラウドサービスが構築できるという点と、高度なセキュリティ設定が可能な点です。
デメリットとしては、パブリッククラウドと比べて、導入コストや運用コストが高くなってしまい、柔軟にリソースの追加や変更ができないということです。さらに、クラウド構築をするためには、経験値の高い専門人材が何人も必要になります。

パブリッククラウドとは

クラウドコンピューティングの1つであるパブリッククラウドについて紹介します。

パブリッククラウドの意味・特徴

パブリッククラウドとは、必要な時に必要な分だけ利用することが可能で、不特定多数のユーザーがいつでもどこからでも利用できるクラウドのことです。特徴は、とにかく利便性の高いという点です。

パブリッククラウドのメリット・デメリット

メリット
・導入コスト、運用コストが少ない
・開発スピードの迅速化

メリットとしては、比較的導入コストや運用コストが低く抑えられ、クラウド利用開始までのスピードや開発のスピードが早いというのがポイントです。

デメリット
・カスタマイズ性が低い
・システム障害やトラブルの対処ができない
・既存のサービスと互換性がない場合がある

デメリットとしては、カスタマイズ性が低く、システム障害やトラブルがあった際には自社で対応することができず、クラウド提供業者に頼るしかないというのがポイントです。さらに、既存でサービスを構築している場合にパブリッククラウドとの互換性がないという場合もあります。

パブリッククラウドの提供企業4選と活用事例

ここでは、世界中で利用されているシェアの大きい4社のパブリッククラウドの提供企業を紹介します。

シンガポールのCanalys社が発表した世界中のクラウドインフラのシェア率では、1位が33%で「AWS(Amazon Web Sercices)」、2位が22%で「Microsoft Azure」、3位が9%で「Google Cloud」となりました。

(参考)Global cloud services spend exceeds US$50 billion in Q4 2021 |Canalys Newsroom
https://www.canalys.com/newsroom/global-cloud-services-Q4-2021

しかしながら、調査元によっては、世界シェア1位が「AWS(Amazon Web Sercices)」、2位が「Microsoft Azure」、3位が「Alibaba Cloud」、4位が「Google Cloud」という調査結果もあります。

そのため、現在クラウドコンピューティングの世界シェアが多い4社は、「AWS(Amazon Web Sercices)」「Microsoft Azure」「Alibaba Cloud」「Google Cloud」となります。

AWS (Amazon Web Services)

▼特徴
AWS (Amazon Web Services)は、Amazonのグループ会社であるAWS社が提供するクラウドサービスです。
世界中の大手クラウドサービスの中では最もはじめにサービスを開始しました。2022年現在の世界シェア率は33%で、世界シェアNo.1です。

▼サービスサイト
https://aws.amazon.com/jp/

▼AWSの活用事例
①AWS × ソニー銀行株式会社
ソニー銀行株式会社では、インターネット銀行としてスピード感のある経営を実現するため、AWSを採用し、現在は、クラウドネイティブなアーキテクチャによる次世代勘定系システムの構築に取り組んでいます。

②AWS × PayPay株式会社
PayPay株式会社では、人々の生活をもっと豊かに便利にするスーパーアプリを目指しており、多くのユーザーに利便性高く利用してもらうためには、多くの企業やサービスの連携が重要となるため、AWSの導入をしています。

③AWS × 任天堂株式会社・株式会社ディー・エヌ・エー
任天堂株式会社と株式会社ディー・エヌ・エーでは、世界的ヒット作品である「Super Mario Run」や「ファイアーエムブレム ヒーローズ」、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」、「マリオカート ツアー」のデータベースとしてAWSのAmazon Auroraを採用し、ユーザーが快適にプレイするために必要なパフォーマンスとスケーラビリティを確保すると同時に、大幅な運用工数軽減を実現しています。

(参考)AWS クラウド導入事例 | AWS
https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/

Microsoft Azure

▼特徴
Microsoft Azureは、Microsoft社が提供するクラウドサービスです。
2022年現在の世界シェア率は22%で、世界シェアNo.2です。

▼サービスサイト
https://azure.microsoft.com/ja-jp/

▼Microsoft Azureの活用事例
①Microsoft Azure × NBA(エヌビーエー)
NBAでは、様々な配信チャネルを活用し、1日に100億近くのやり取りをファンと行っており、その重要なプラットフォームにMicrosoft Azureを活用しています。

②Microsoft Azure × PEPSICO(ペプシコ)
ペプシコーラなどを販売する世界的な飲料会社の1つである​​PEPSICO社では、Azure Machine Learningを活用し、消費者の買い物の傾向を特定し、店舗ごとに正確な需給予測を行っています。

③Microsoft Azure × Bosch Building Technologies(ボッシュビルディングテクノロジーズ)
Bosch Building Technologiesでは、Azure Digital Twinsを使用し、エネルギーの効率化と最適なソリューションを提供するコネクテッドビルディングを行っています。

(参考)クラウド コンピューティング サービス|Microsoft Azure
https://azure.microsoft.com/ja-jp/

Google Cloud

▼特徴
Google Cloudは、アルファベット社のグループ会社であるGoogle社が提供するクラウドサービスです。
2022年現在の世界シェア率は9%で、世界シェアNo.3です。

▼サービスサイト
https://cloud.google.com/

▼Google Cloudの活用事例
①Google Cloud × 株式会社ジェーシービー(JCB)
株式会社ジェーシービー(JCB)では、グローバル競争に勝ち抜くために必要となる「迅速なサービス開発が可能な次世代金融プラットフォーム」の構築を行うために、Google Cloudを活用し、「JCB Digital Enablement Platform」の提供をしています。

②Google Cloud × セイコーソリューションズ株式会社(SEIKO)
セイコーソリューションズ株式会社(SEIKO)では、クラウド辞書サービス「GIGANTES(ギガンテス)」の提供に、フルマネージド型サーバーレス コンピューティング Cloud Runを活用しています。

③Google Cloud × 株式会社LIXIL
株式会社LIXILでは、次世代データ基盤構築に向けで、ERPシステムであるSAP S/4HANAのインフラに Google Cloudを採用し、圧倒的な計算能力とスケーラビリティを持つBigQueryを中心に膨大な自社データを集約し、データ利活用の促進しています。

(参考)導入事例|Google Cloud
https://cloud.google.com/customers

Alibaba Cloud

▼特徴
Alibaba Cloudは、Alibaba社が提供するクラウドサービスです。2022年北京オリンピックのコアシステムとしても採用された実績があり、現在では、Google CloudやMicrosoft Azureの世界シェアに匹敵するほどの成長をしています。

▼サービスサイト
https://www.alibaba.co.jp/service/alibabacloud/

▼Alibaba Cloudの活用事例
①Alibaba Cloud × 株式会社資生堂(SHISEIDO)
化粧品会社として、世界的に有名な株式会社資生堂(SHISEIDO)では、デジタル戦略に基づく中国市場でのシェア拡大とセキュリティ強化を実現するためにAlibaba Cloudを導入し、WAF(ウェブアプリケーションファイヤーウオール)などを活用しています。

②Alibaba Cloud × 株式会社ナビタイムジャパン(NAVITIME)
株式会社ナビタイムジャパン(NAVITIME)では、訪日中国人観光客向け乗換案内サービス「乗換NAVITIME」の提供と共に、中国国内での個人情報保護法に準拠するために、中国で導入実績が多く信頼の高いAlibaba Cloudを採用し、モバイルアプリ内のミニプログラムとしてサービス提供を行いました。

③Alibaba Cloud × カシオ計算機株式会社(CASIO)
時計メーカーとして、世界的に有名なカシオ計算機株式会社(CASIO)では、Alibaba Cloudを採用し、顧客中心戦略の実現と、消費を牽引する新たなビジネストレンドを推進しています。

(参考)国内およびグローバルのお客様の導入事例|Alibaba Cloud
https://www.alibabacloud.com/ja/customers

プライベートクラウドとは

クラウドコンピューティングの1つであるプライベートクラウドについて紹介します。

プライベートクラウドの意味・特徴

プライベートクラウドとは、一般的に公開されていない自社専用のクラウド環境のことです。特徴としては、自社の用途に応じたカスタマイズ性の高いクラウドシステムを構築・運用することができます。

プライベートクラウドのメリット・デメリット

メリット
・自社独自のクラウドサービスが構築可能
・高度なセキュリティ設定が可能

メリットとしては、自社独自のクラウドサービスが構築できるという点と、高度なセキュリティ設定が可能な点です。

デメリット
・導入コスト、運用コストが高い
・柔軟にリソースを追加や変更できない
・経験値の高い専門人材が必要

デメリットとしては、パブリッククラウドと比べて、導入コストや運用コストが高くなってしまい、柔軟にリソースの追加や変更ができないということです。さらに、クラウド構築をするためには、経験値の高い専門人材が何人も必要になります。

プライベートクラウドの提供企業3選と活用事例

【日立システムズ】リソースオンデマンドサービス

▼特徴
リソースオンデマンドサービスは、日立のデータセンターにプールしたITリソースを必要なときに必要な量だけ、提供するクラウドサービスです。導入コストを抑えて早急にシステムを立ち上げたい、ビジネス規模に合わせてシステム規模を柔軟に変更したい、プライベート環境のように自由に環境を変更したい、といったニーズに対応します。

▼サービスサイト
https://www.hitachi-systems.com/solution/s005/dor/

▼リソースオンデマンドサービスの活用事例
リソースオンデマンドサービス × 一般財団法人あんしん財団
一般財団法人あんしん財団では、専用のサーバールームで運用していた70台以上のサーバー群を、日立システムズのクラウド環境へ移行し、機器や設備の老朽化や停電・災害といったBCP対策も強化に成功しました。

(参考)日立システムズのプライベートクラウド構築ソリューション導入事例:一般財団法人あんしん財団様|株式会社日立システムズ
https://www.hitachi-systems.com/case/finance/1711/

IDCFプライベートクラウド

▼特徴
IDCFプライベートクラウドは、VMware社の仮想化技術を採用した専用型(占有型)クラウドで、IDCフロンティアの各種サービス(コロケーション(ハウジング)サービス、ベアメタルサーバーサービス、IDCFクラウド)との相互接続が可能です。 複雑な構成を持つ業務システムの物理と仮想の組み合わせの環境をそのまま移行できる、オンプレミスとクラウドの長所を融合したIT基盤をご提供します。

▼サービスサイト
https://www.idcf.jp/cloud/private/

▼IDCFプライベートクラウドの活用事例
IDCFプライベートクラウド × 株式会社サイバード
20年以上に渡り数多くのモバイルエンタテインメントサービスの開発・配信してきた株式会社サイバードでは、これまでデータセンターを利用していた際に、1日程度サーバー障害でサービスが止まってしまうことが数日起こった頃から、クラウド環境の見直しを行い、リダンダンシーとサポートに定評のあるIDCFプライベートクラウドの導入を行いました。

(参考)株式会社サイバード様 導入事例|IDCフロンティア
https://www.idcf.jp/case/cybird/

GMOクラウド Private

▼特徴
GMOクラウド Privateは、高いカスタマイズ性と安定性・お客様のビジネスに丁寧にコミットするIaaS型クラウドです。

▼サービスサイト
https://www.idcf.jp/cloud/private/

▼GMOクラウド Privateの活用事例
GMOクラウド Private × 学校法人電子学園
これまで多くのIT関連の技術者やデザイナーを育成してきた学校法人電子学園では、一般的なパブリッククラウドでは、使った分だけ料金を支払う従量課金制が主流なため、学生や教員が自由にクラウド環境を使用すると、どこまで費用が膨れ上がるか分からなかったため、リソースをプールして有効活用できる定額制IaaS型のクラウドサービスであるGMOクラウド Privateの導入をしました。

IoTBiz編集部

IoTBiz編集部

2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。

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