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Bluetoothとは?Wi-Fiとの違いや便利な活用方法を詳しく解説

Bluetoothとは?Wi-Fiとの違いや便利な活用方法を詳しく解説

2min

Bluetoothとは、主に近距離向けの無線通信規格です。本記事ではBluetoothの仕組みや使い方、注意点などを詳しく解説します。

目次

そもそもBluetoothとは何か

Bluetoothとは、主に近距離向けの無線通信規格です。機器同士を近距離で安定して無線接続することができ、スマホやパソコンでスピーカーやマウス等の周辺機器を接続する際に使用されています。

WifiとBluetoothの違い

Wifiは全ての機器がルーターを通じて繋がっていて同時に複数機器が接続できるのに対し、Bluetoothは少数の機器同士でしか接続できません。また、Wifiではインターネットに接続可能でインターネットを通じて通信ができますがBluetoothでは機器同士をつなげるだけなので遠方の機器との通信はできません。また、Bluetoothはシンプルな仕組みであるため消費電力が少ない、インターネットに繋がってなくても機器同士を繋げるといったメリットがあります。

Bluetoothの仕組み

luetoothは2.4GHzの周波数を使用して通信します。この周波数帯は他の無線機器(電子レンジやWi-Fiなど)でも使用されるため、混線する可能性があります。混線を避けるため、Bluetoothでは周波数ホッピング技術を採用しています。これは使用するチャネルを高速で切り替えながら通信を行う方式で、混線のリスクを低減し安定した接続を実現します。Bluetoothの通信可能距離は、クラスごとに異なります。一般的なClass 2の機器では10m程度ですが、Class 1では100m以上の通信も可能です。

Bluetoothのつなぎ方

Bluetoothを使用するには機器同士を繋げるベアリングが必要です。ベアリング設定のやり方をwindowsPCを例に紹介します。一度登録に成功すれば、その後はあらかじめ登録されているデバイスを選択すれば接続されます。

■Bluetoothのつなぎ方

1.繋げたい子機(ヘッドホンやマウス)を電源をONにしてペアリングモードにする

2.設定からBluetoothとデバイスを選択し、BluetoothをONにしてデバイスを追加から繋ぎたいデバイスを探す

Bluetooth機器の多くは電源を入れるだけではテザリングモードになりません。検索画面に繋げたい機器が出てこない時は取扱説明書からテザリングモードへの移行方法を確認しましょう。

3.PC側から選択すれば接続完了

Bluetooth接続に必要なもの

まず、接続したい機器がどちらもBluetoothに対応している必要があります。同じBluetooth

でも規格がありますので、互換性がないバージョンの機器とは通信できません。また、非対応のPC等のデバイスは、Bluetoothアダプターを挿入することでBluetoothが使用可能になります。BluetoothアダプターによってBluetoothの規格・性能が変わりますので用途にあったものを選びましょう。尚、Bluetoothの規格は互換性があり、古い規格に合わせるよう設計されている場合がほとんどですので、バージョンにこだわる必要はありません。しかし、バージョンは低い方に合わせられますのでより高品質な接続や省電力機能を利用したい場合は使用する機器のBluetoothのバージョンを最新のものにしておきましょう。

逆に不要なものとしてBluetoothは機器同士のローカルな接続のため、スマホやPCがインターネットに繋がっている必要はありません。

Bluetoothのバージョン間の違い

Bluetoothはバージョンが変わるごとに性能が進化しています。基本的に古いバージョンとの互換性がありますが、3,0以前と4.0以降ではバッテリー節約機能である「Bluetooth Low Energy」機能の有無によって互換性がありません。しかし、「Bluetooth SMART READY」機能対応の4.0以降のBluetoothでは3.0以前のバージョンとも通信が可能です。

Bluetoothの各バージョンによる主な違いをまとめた表がこちらです。




Bluetooth バージョン別 機能比較表


Bluetooth バージョン別 機能比較表

バージョン 最大通信速度 通信距離 省電力性能 主な追加機能
1.0~1.2 721 kbps 10 m程度 × 基本通信機能
2.0 + EDR 3 Mbps 10~30 m 高速化(EDR)
3.0 + HS 最大24 Mbps(Wi-Fi併用) ~10 m × 高速データ転送(HS)
4.0 1 Mbps ~50 m ◎(BLE対応) Bluetooth Low Energy
4.1 1 Mbps ~100 m LTE干渉対策、同時接続改善
4.2 1 Mbps ~100 m IPv6接続、セキュリティ強化
5.0 2 Mbps 最大240 m(理論値) 長距離通信、2倍速度、8倍広帯域
5.1 2 Mbps 最大240 m 方向探知(AoA/AoD)
5.2 2 Mbps 最大240 m LE Audio、低遅延通信(Isochronous)
5.3 2 Mbps 最大240 m 省電力改善、周期広告最適化


Bluetoothのプロファイルと対応機能

Bluetoothには、通信の仕組みだけでなく、機器間で「何をするか」を定義するための“プロファイル”と呼ばれる規格があります。プロファイルは、たとえば音声通話、音楽再生、ファイル転送など、目的ごとに設計されており、接続する機器同士が同じプロファイルに対応している必要があります。

よく使われる代表的なBluetoothプロファイル

プロファイル名 主な用途 対応機器の例
HSP(Headset Profile) ヘッドセットによる音声通話 Bluetoothヘッドセット、携帯電話
HFP(Hands-Free Profile) ハンズフリー通話(通話操作も可能) カーナビ、スマートフォン
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile) 高音質の音楽再生(片方向) ワイヤレスイヤホン、スピーカー
AVRCP(Audio/Video Remote Control Profile) 再生/停止/曲送りなどのリモコン操作 イヤホン、スマートスピーカー
HID(Human Interface Device Profile) キーボードやマウスなど入力機器の接続 PC用ワイヤレスマウス、ゲームコントローラー
PAN(Personal Area Networking Profile) デバイス間ネットワークの構築(テザリング) スマートフォン、PC
OPP(Object Push Profile) ファイル転送 携帯電話、PC

プロファイルと機能の対応関係に注意

Bluetooth機器が通信できるだけでなく、特定の機能が使えるかどうかはプロファイルの対応状況に依存します。たとえば、音楽再生用にイヤホンを接続していても、A2DPプロファイルに対応していなければ高音質の再生はできません。

また、同じBluetoothバージョンでも、機器ごとにサポートしているプロファイルが異なる場合があるため、購入時には対応プロファイルの確認が重要です。

プロファイルの進化とLE Audio

最近では、「LEAudio」という新技術により、従来のA2DPを代替する新しい音声用プロファイル(LC3コーデックを採用)が登場しています。LE Audioは複数デバイスへの同時接続(ブロードキャスト)や補聴器対応も可能にし、より高品質かつ柔軟な音声体験を提供します。

Bluetoothの便利な使い方 

Bluetoothで実際にどのような便利な使い方ができるかを紹介します。

1.イヤホン・ヘッドホンでワイヤレス接続

スマホにイヤホンやヘッドホンをBluetooth接続すればコードレスで音楽を聴けるため、移動中などで音楽が聴きたい場合にコードが邪魔になったり誤ってコードが抜けてしまうことを防げます。また、近年イヤホンジャックがないスマホが増えているためスマホで音楽を聞くためには欠かせません。

2.キーボードやマウスのワイヤレス接続

キーボードやマウスをPCとBluetooth接続すれば、コードレスで快適に利用できます。デスク周りがすっきりする上、マウスのコードに引っ張られて操作がしづらいなんてこともなくなります。

3.コントローラーをワイヤレス接続

コントローラーをBluetooth接続すれば、画面から離れても快適にプレイできます。また、USBポートの節約にもなります。

4.テザリング

通信機能がある機器とない機器をつなげて通信機能を共有するテザリング機能といえば、Wifiテザリングが有名ですが、実はBluetoothでもテザリングができます。BluetoothテザリングはWifiテザリングと比べて距離や速度で劣りますが、消費電力は少ないので状況に応じて使い分けましょう。スマホからWifiテザリングをする際は設定からインターネット共有をオンにします。

まとめ

まとめるとBluetoothは便利な近距離用通信規格でした。ワイヤレスで様々な機器を接続できます。やり方をよく確認して日常生活に役立てましょう。

IoTBiz編集部

IoTBiz編集部

2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。

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