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SIMカードとは?基本的な種類やサイズ、仕組み、選び方を解説

SIMカードとは?基本的な種類やサイズ、仕組み、選び方を解説

3min

SIMカードの種類やサイズについて詳しく知りたいですか?本記事では、SIMカードの意味や種類、サイズ、知っておきたい選び方や注意点を解説しています。

目次

SIMカードとは

SIMカードは、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末で使用される不可欠なデバイスです。SIMとは、「Subscriber Identity Module」の略称であり、日本では一般的に「SIMカード」と呼ばれています。この小さなプラスチック製のカードには、電話番号やユーザーの識別情報、加入しているキャリアの情報などが記録されています。

SIMカードを端末に挿入することで、次のような機能が利用できます。
1. 音声通話
SIMカードには、電話回線を使用して音声通話を行うための情報が格納されています。端末にSIMカードを挿入することで、電話番号を使って通話を発信したり、受けたりすることができます。
2. データ通信
SIMカードには、データ通信に必要な情報も含まれています。これにより、モバイルインターネットを利用してウェブブラウジングやオンラインサービスの利用が可能になります。例えば、メールの送受信やウェブページの閲覧などが含まれます。
3. SMS(ショートメッセージサービス)
SIMカードには、SMS送受信に必要な情報も保存されています。SMSはテキストメッセージのやり取りを可能にし、様々な情報のやりとりやコミュニケーション手段として利用されます。
さらに、SIMカードは契約者(利用者)の情報を保持しており、識別番号や契約情報、電話番号、連絡先などが記録されています。これにより、キャリアが顧客を識別し、サービスの提供や課金を行うことが可能となります。
一般的に、スマートフォンを使用するためにはSIMカードの挿入が必要です。しかし、SIMカードはスマートフォンだけでなく、タブレットやモバイルWi-Fiルータなどの様々なモバイルデバイスでも利用されています。

【サイズ別】SIMの種類


SIMのサイズは、主に物理SIM3種類プラスeSIMの4種類に分かれます。
「物理SIMとeSIMの違い」について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
『SIMカードとeSIMの違いは?それぞれの特徴やメリット・デメリット、注意点を解説』

【物理SIM】nanoSIM

nanoSIMは、2012年頃から普及し始めた最も小型のSIMカード規格です。物理的なサイズは、12.3mm×8.8mmで、従来のSIMカードよりも大幅に小型化されました。この規格は、最新のiPhoneやAndroidスマートフォンのほとんどが採用しています。nanoSIMの導入により、スマートフォンの設計がさらにコンパクト化され、デバイス内のスペースを有効活用できるようになりました。

【物理SIM】microSIM

microSIMは、2010年頃から普及し始めたSIMカードの規格です。物理的なサイズは、15mm×12mmと、miniSIMよりも小型化されました。この規格は、AppleのiPhone 4や同時代の一部のAndroidスマートフォンで利用されました。microSIMの導入により、スマートフォンのデザインがさらにスリム化され、より大きなディスプレイ面積を確保できるようになりました。

【物理SIM】miniSIM(標準SIM)

2008年頃、日本で最初に普及したのが、miniSIM(標準SIM)として知られるSIMカードでした。物理的なサイズは最も大きく、25mm×15mmのカードサイズです。この規格は、SIMカードの初期の形態であり、AppleのiPhone 3Gや3GS、同時代のAndroidスマートフォンなどで広く使用されました。miniSIMは、スマートフォンのハードウェアの一部としてデバイスに挿入され、通信機能を提供します。しかし、技術の進化と共に、より小型で効率的なSIMカードが開発され、現在では販売されていません。

eSIM

eSIMは、「Embedded Subscriber Identity Module」の略称であり、直訳すると「組み込み型SIM」となります。この技術は、物理的なSIMカードを端末内部に組み込むことで、SIMカードの挿入や取り外しを不要にします。通常のSIMカードと比較して、eSIMは端末の内部に直接統合されており、プロバイダーとの契約情報を電子的に保存します。このため、ユーザーは物理的なSIMカードの取り扱いに頼らずに、端末の設定画面から電子的にプロバイダーを切り替えることができます。

「eSIM」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
『eSIMとは?特徴やメリット・デメリット、普及の現状や課題を徹底解説』

【用途・機能別】SIMの種類


SIMカードのサイズについて言及してきましたが、ここでは、目的用途や機能別のSIMの種類を3つ紹介します。

音声SIM

機能:音声通話、データ通信、SMS
音声SIMは、主にスマートフォンなどの携帯電話に使用されるSIMカードで、通話機能を含む通信サービスを提供します。これは、大手キャリア(例: ドコモ、au、ソフトバンクなど)で一般的に利用されています。音声SIMは、音声通話、データ通信、SMSなどの機能を提供し、ユーザーが通信や連絡を取るための主要な手段として使用されます。これらのSIMは、電話番号が割り当てられ、スマートフォンや携帯電話で通話を行うことができます。また、データ通信によってウェブ閲覧やアプリの使用が可能であり、SMSを通じてテキストメッセージを送受信することもできます。

データ専用SIM

機能:データ通信のみ
データ専用SIMは、通話機能を必要としないデバイスに使用されるSIMカードです。通常、タブレットやモバイルホットスポットなどのデバイスで利用されます。このタイプのSIMは、データ通信のみを提供し、通話やSMSの機能は含まれません。データ専用SIMを使用することで、モバイルデバイスからインターネットにアクセスすることが可能となります。
例えば、外出先での仕事や娯楽用途でのウェブ閲覧やオンラインストリーミングなどが挙げられます。

SMS SIM

機能:データ通信、SMS
SMS SIMは、データ通信とSMS機能を提供するSIMカードです。近年、セキュリティ上の理由から、アプリやオンラインサービスでの2段階認証においてSMSが利用されることが一般的になっています。このSIMタイプは、通話機能は必要としないが、データ通信とSMS送受信を行いたいユーザーに適しています。
例えば、スマートウォッチやセキュリティデバイスなどが該当します。SMS SIMを使用することで、モバイルデバイスから簡単にテキストメッセージを送受信し、同時にデータ通信を行うことができます。

SIMカードの選び方と注意点

SIMカードの選び方は、使う端末や用途によって大きく変わります。
また、通常、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)でスマホを契約する際には、SIMカードの選定などはなく、決まったSIMを利用することがほとんどです。

ここでは、格安スマホ(MVNO)やIoTデバイス(IoTゲートウェイ等)を利用する際のSIMカードの選び方を想定し、紹介します。

格安スマホ・格安SIMの場合

格安スマホ・格安SIMと呼ばれる低価格料金の回線契約する場合のSIMカードの選び方と注意点を紹介します。

1. 利用したい格安キャリアを選ぶ
「ahamo」「povo」「LINEMO」「UQmobile」など格安プランを提供しているお好きな格安キャリアを選んでください。

2. スマホ端末と格安キャリアの対応を調べる
既に持っているスマホ端末が対応しているのかを調べる場合も、これから新しく購入するスマホ端末が対応しているのかを調べる場合もGoogleなどの検索エンジンで下記のように検索すると、各社が発表している動作確認端末のページが表示されますので、そこでスマホ端末と格安キャリアの対応を調べることができます。

「スマホ端末名 + 格安キャリア名 + 動作確認端末」

また、下記にいくつかの動作確認ページを紹介します。
ahamoの動作確認端末ページ
https://ahamo.com/support/supported-phones/index.html
poovoの動作確認端末ページ
https://povo.jp/product/
LINEMOの動作確認端末ページ
https://www.linemo.jp/device/support_list/
UQmobileの動作確認端末ページ
https://www.uqwimax.jp/mobile/products/sim/devices/

タブレットの場合


タブレット端末を利用する際のSIMカードの選び方と注意点を紹介します。

1. タブレットの利用目的と利用端末を確認する
様々な活用シーンがありますが、利用の目的に合わせてタブレット端末を選びましょう。
下記にいくつかのタブレットの想定利用シーンとおすすめのタブレット端末を紹介しています。
【想定利用シーン】
・電子書籍を読む
・動画を視聴する
・アプリやゲームで遊ぶ
・ビデオ通話やWeb会議を行う
・ノートパソコン代わりに使う
・ビジネスシーンで活用する

【おすすめタブレット端末】
・Apple iPadシリーズ
・Lenovo Tabシリーズ
・マイクロソフト Surfaceシリーズ

2. 仕様からSIMカードの種類を確認する
タブレット端末のSIMカードの確認をするには、Googleなどの検索エンジンで下記のように検索すると、各社が発表しているタブレット端末の仕様書を確認することができます。

「タブレット端末名 + 仕様書」

仕様書の中の、「SIMカードスロット」「SIMカード」という部分に、miniSIM(標準SIM)・microSIM・nanoSIM・eSIMなどの記載がありますので、そこで確認してください。

3. 用途に合わせたSIMカードを契約する
目的とタブレット端末に合わせて、音声SIM・データ専用SIM・SMS SIMを選んで回線契約をしてください。
また、タブレット端末でよく利用されるSIMのタイプは、データ専用SIMです。

IoTゲートウェイ・ルータ・カメラの場合

1. 端末(IoTゲートウェイ・ルータ・カメラ)のSIMカードの種類を調べる
端末(IoTゲートウェイ・ルータ・カメラ)のSIMカードの確認をするには、Googleなどの検索エンジンで下記のように検索すると、各社が発表している端末(IoTゲートウェイ・ルータ・カメラ)の仕様書を確認することができます。

「端末名(IoTゲートウェイ・ルータ・カメラ) + 仕様書」

仕様書の中の、「SIMカードスロット」「SIMカード」という部分に、miniSIM(標準SIM)・microSIM・nanoSIM・eSIMなどの記載がありますので、そこで確認してください。

「IoTゲートウェイ」について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
『IoTゲートウェイとは?ルーターやエッジとの違い、導入メリットや活用事例、​​メーカーを紹介』

2. 端末(IoTゲートウェイ・ルータ・カメラ)と目的に適したSIMタイプを知る
「低容量」「大容量」「上り・下り高速」「上り高速・下り低速」など目的と端末タイプに適したSIMの想定速度と想定容量を知ることが必要です。

参考例)
・車両運行管理:「低容量」「上り・下り高速」等
・電力管理、農作物管理などのモニタリング:「低容量」「上り・下り高速」等
・環境センシング:「低容量」「上り・下り高速」等
・動態管理:「低容量」「上り・下り高速」等
・POSレジ:「低容量」「上り・下り高速」等
・防犯、監視カメラ:「上り高速・下り低速」「大容量」等
・デジタルサイネージ:「上り・下り高速」等
・車載カメラ:「低容量」「上り高速・下り低速」「大容量」等

3. IoT/M2M専用のSIMを契約する
IoT/M2M専用のSIMを提供している会社の中からより自社の理想に近いプランを提供している会社を選択しましょう。

「IoT/M2M専用のSIM」について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
『【IoT/M2M専用SIMカード】用途別、企業規模別に徹底比較11選!』

スマホ端末のSIMロックと解除法


ここでは、近年よく耳にするSIMロックやSIMフリーについて紹介します。

SIMロック・SIMフリーとは?

日本では、2014年10月まで携帯電話会社で購入したスマホ端末はその会社の回線でしか使えないという状況でした。
つまり、ドコモでスマホ端末を購入すると、その端末は、auやソフトバンクでは、使えないということです。

これでは、スマホ利用者が気軽に自分に合ったキャリア選択やプラン選択ができず、スマホ利用者にとって利便性を損なう状況でした。そのため、2014年10月に総務省によって『SIMロック解除に関するガイドライン』の改正案が発表されました。

そのガイドライン発表以降、2015年5月からは、携帯電話会社は利用者の求めに応じてSIMロックを解除しなければならなくなりました。
そして、現在では、スマホ利用者は日本のどの携帯会社からスマホを買っても、いつでも自分の好きなタイミングでSIMロックを解除することが可能になりました。

SIMロック
SIMロックとは、ある携帯電話会社からスマホ端末を購入し、その会社と回線契約を結ぶと、そのスマホ端末は、その会社以外では利用できないように設定されているスマホ端末のことです。

SIMフリー
SIMフリーとは、どの携帯電話会社からスマホ端末を購入しても、自由に回線契約ができるスマホ端末のことです。

SIMロックを解除するメリット・デメリット

SIMロックを解除することに不安な人もいるのでは無いでしょうか?
ここでは、SIMロックを解除するメリット・デメリットを紹介します。

SIMロックを解除するメリット
メリットは、大きく2点です。
・MVNOが提供する格安SIMを利用できること
・海外利用時にも自由に海外のSIMを利用できること

SIMロックを解除するデメリット
デメリットは、特にありません。

【キャリア別】SIMロックの解除法

ここでは、大手3大キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)のSIMロックの解除法をお伝えします。

ドコモ
「ドコモオンライン手続き」「電話」「ドコモショップ」でSIMロック解除の手続きが可能です。
https://www.nttdocomo.co.jp/support/unlock_simcard/

au
「My au」または「au取扱店」でSIMロック解除の手続きが可能です。
詳細は、下記リンクをご覧ください。
https://www.au.com/support/service/mobile/procedure/simcard/unlock/

ソフトバンク
「My SoftBank」でSIMロック解除の手続きが可能です。
詳細は、下記リンクをご覧ください。
https://www.softbank.jp/support/faq/view/25919

SIMフリーのスマホ端末の購入方法

これまでは、SIMロックやSIMフリーに関して紹介してきましたが、SIMロックのかかっていないSIMフリーのスマホ端末を購入することも可能です。
ここでは、SIMフリーのスマホ端末の購入方法を3つ紹介します。

家電量販店
全国の家電量販店でSIMフリーのスマホ端末を購入することができます。ただし、実店舗に在庫があれば、そのまま持ち帰ることが可能ですが、在庫がない場合もありますのでご注意ください。
また、家電量販店でSIMフリーのスマホ端末を購入する際は、SIMフリーであることを店員に確認してからご購入ください。

オンラインショッピング
Amazonや楽天などのECサイトでSIMフリーのスマホ端末を購入することができます。ただし、ECサイトでの購入をする際は、販売元を確認して購入してください。
また、オンラインショッピングでSIMフリーのスマホ端末を購入する際は、SIMフリーであることをサイト上で確認してからご購入ください。

格安SIM会社(MVNO)
格安SIMを提供する会社でSIMフリーのスマホ端末とSIMをセットで購入することができます。セット購入をすると安くなるお得なキャンペーンなどもあります各社サイトでご確認ください。
格安SIMを提供する会社でSIMフリーのスマホ端末を購入する際は、SIMフリーであることをサイト上で確認してからご購入ください。

その他のSIM

上記で紹介したSIM意外にも「デュアルSIM」や「クラウドSIM」というものも存在します。
詳しい説明は、それぞれの記事で紹介しておりますので、是非気になる方は、ご一読ください。

デュアルSIM

デュアルSIMとは、1台のスマートフォンに2枚のSIMカードを読み込ませることで、特性に応じて通信の使い分けができる機能を指します。「仕事用」「プライベート用」で電話番号を分けて持つことが可能になる他、通信回線を使い分けることで急な障害を回避することも可能です。
『デュアルSIMとは?使い方やメリットデメリット、おすすめの対応スマホを紹介』

クラウドSIM

クラウドSIMとは、物理データSIMを利用せず、クラウド上からSIMカード情報をダウンロードして利用します。クラウドのSIMサーバーには、「Softbank」「docomo」「au」のSIM情報が集められており、クラウドWiFiルーターは、クラウドにアクセスして最適な回線情報を自動的にダウンロードして通信が可能です。
『クラウドSIM(クラウドWiFi)の仕組みとは?メリットやデメリット、おすすめも紹介』

IoT通信のSIM選びは「DXHUB IoTBiz SIM」にお任せください

本記事で解説したように、IoT/M2M機器向けのSIM選定では「用途別の通信特性」「上り/下り容量のバランス」「回線数の柔軟性」「管理のしやすさ」を総合的に考慮することが重要です。こうした法人・IoT向けの要件にきめ細かく対応するサービスとして、DXHUB IoTBiz SIMをご紹介します。

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■ ドコモ回線 通常プラン

  • 1GB:450円/月
  • 3GB:850円/月
  • 6GB:1,300円/月
  • 12GB:2,200円/月
  • 20GB:3,000円/月
  • 50GB:6,500円/月

■ 上り特化大容量プラン(監視カメラ・IoTカメラに最適)

  • 上り100GB:2,980円/月(ドコモ・KDDI)、3,280円/月(ソフトバンク)
  • 上り200GB:5,400円/月(ドコモ・KDDI)
  • 上り500GB:12,800円/月(ドコモ・KDDI・ソフトバンク)
  • 上り1,000GB:25,500円/月(ドコモ)

上り通信量が多い監視カメラ・IoTカメラに最適化された「上り特化大容量プラン」は、一般的なスマホ向けSIMでは割高になりがちな上りデータ通信を低コストで賄える設計です。また、テストSIMで実際の通信品質・速度を確認してから本契約に進めるため、導入リスクを最小限に抑えられます。

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IoTBiz編集部

IoTBiz編集部

2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛ける株式会社CoeNovaのビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。

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