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【マイクロソフト】Bing Chatを企業向けに提供開始

【マイクロソフト】Bing Chatを企業向けに提供開始

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この記事では、マイクロソフトが提供開始する「企業向けBing Chat」についてわかりやすく簡潔に紹介しています。

目次

Bing Chat(ビングチャット)は、MicrosoftのAIパワーを活用したチャットボット体験が、エンタープライズ(企業向け)に向けて展開されることになりました。

Microsoftは年次のInspireカンファレンスで、ビジネスに焦点を当てたデータプライバシーやガバナンスコントロールを備えたBing Chat Enterpriseを発表しました。Bing Chat Enterpriseでは、チャットデータは保存されず、Microsoftは顧客の従業員やビジネスデータを閲覧することができず、顧客データは基盤となるAIモデルのトレーニングに使用されません。

Microsoftの広報担当最高責任者であるFrank X. Shaw氏は、TechCrunchと共有したブログ記事で次のように述べています。「私たちは、自社のデータが保護されないと心配している多くの法人のお客様からの声を聞きましたが、彼らの組織を強力な新しいAIツールで強化したいという興奮があります。[Bing Chat Enterpriseを使用することで]情報の入出力が保護され、商業顧客はより良い回答、効率の向上、新たな創造的な方法にアクセスすることができます。」

Shaw氏の指摘通り、Bing Chatのようなチャットボットに関しては、企業がユーザーデータでモデルをトレーニングした開発者に機密データが漏れることへの懸念が示されています。最近、AppleはOpenAIのChatGPTやMicrosoft傘下のGitHubのCopilotなどのツールの内部利用を制限しました。これにはSamsung、Walmart、Verizon、Bank of America、JPMorganなども続いています。

Cyberhavenの調査によると、従業員のうち最大6.5%がChatGPTに企業データを貼り付け、3.1%が機密データをチャットボットにコピーして貼り付けたとされています。

データのコントロールに加えて、本日からプレビュー版が提供されるBing Chat Enterpriseは、Bing Chatと機能的に類似しています。テキストだけでなく、グラフ、チャート、画像を使ってクエリに回答します。例えば、従業員はBing Chat Enterpriseに対して、新製品のメッセージを作成したり、製品を競合他社と比較したりするよう依頼できます。その際に、製品の仕様や価格などの機密データも含めることができます。

Bing Chat Enterpriseでは、今後提供される予定の「Visual Search」という機能により、アップロードされた画像に関する質問に応えたり、関連コンテンツをウェブで検索したりすることも可能になります。Visual Searchは本日からBing Chatのモバイル版およびWeb版で展開が開始されました。

Microsoftの消費者最高マーケティング責任者であるYusuf Mehdi氏とモダンワークおよびビジネスアプリケーションのCVPであるJared Spataro氏は、ブログ記事でVisual Searchの詳細について説明しています。「Visual Searchでは、誰でも画像をアップロードし、関連コンテンツをウェブで検索することができます。写真を撮影するか、他の場所で見つけた画像を使用してBingに情報を問い合わせることができます。Bingは画像の文脈を理解し、それに関する質問に答えることができます。」

Bing Chat Enterpriseは、Bing Chatがサポートされている場所ならどこでも利用できます。具体的には、Bing.com/chat、Microsoft Edgeのサイドバー、そして近日中にはWindows Copilotからも利用できるようになります。Microsoft 365 E3、E5、Business Standard、およびBusiness Premiumに加入している顧客には無料で提供されます。また、将来的には1ユーザーあたり月額5ドルの単体提供も予定されています。

Bing Chat Enterpriseは、従業員が自身の組織に関連付けられたMicrosoftアカウントでBingにログインした際に、自動的に有効になります。

Bing ChatなどのAIパワーを活用したチャットボット技術の収益化のプレッシャーが高まっています。ChatGPTの報告によれば、OpenAIは1月だけで数百万のプロンプトを処理するために数千万ドルの費用がかかったとされています。一方、金融アナリストは、OpenAIのGPT-4モデルに基づくBing Chatが、全てのBingユーザーに対して応答を提供するために少なくとも40億ドルのインフラが必要と推定しています。

Bing Chat Enterpriseの発表は、Microsoft傘下のGitHubがAIパワーを活用したコード補完ツールのエンタープライズ版であるCopilot for Businessを数か月前に展開した後に行われました。また、OpenAIはChatGPT Plusという有料サービスを提供し、ベースレベルのChatGPTよりも多くの特典を提供しています。これには新機能や改善への優先アクセスも含まれています。

(参考)Microsoft brings Bing Chat to the enterprise | TechCrunch
(参考)Bing Chat Enterprise と Microsoft 365 Copilot の価格を発表 – マイクロソフト公式ブログ

IoTBiz編集部

IoTBiz編集部

2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。

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