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DX推進パスポートとは?取得のメリットや7種のバッジの違いをわかりやすく紹介

DX推進パスポートとは?取得のメリットや7種のバッジの違いをわかりやすく紹介

2min

DX推進パスポートはDXの理解度を証明するデジタル証明バッジです。取得には3種の試験の合格が必要になります。本記事ではDX推進パスポートの取得方法や取得のメリットについて詳しく紹介します。

目次

そもそもDXとは

DXとは、「Digital Transformation」の略で、企業の競争力を高めるため、IT技術を活用することを指します。

DXは、2004年にスウェーデンのウメオ大学の教授であるエリック・ストルターマンによって提唱された概念です。この概念は、「ITの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」というものでした。

DXについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは?意味や事例をわかりやすく解説|IoTBiz|DXHUB株式会社

DX推進パスポートとは

DX推進パスポートとは、「ITパスポート試験」、「DS検定 リテラシーレベル」、「G検定」の3試験の合格数に応じたデジタルバッジを指します 。3試験のうちいずれか1種類の合格者には「DX推進パスポート1」、いずれか2種類に合格すると「DX推進パスポート2」、3つ全てに合格すると「DX推進パスポート3」のデジタルバッジが発行されます。

DX推進パスポートはデジタルバッジであり、取得には申請が必要です。実物のバッジや紙の証書等はもらえないので注意してください。

DX人材の定義

DX人材(人財)とは、DXを推進するために必要な人材の事を指します。

経済産業省の資料では、各事業部門において、業務内容に精通しつつ、デジタルで何ができるかを理解し、DXの取り組みをリードする人材、その実行を担っていく人材と説明されています。また、DX推進パスポートにおいては、「DX推進を行う職場において、チームの一員として作業を担当する人。DXを推進するプロフェッショナル人材となるために必要な基本的スキルを有する」と定義されています。

具体的には、プロデューサー、ビジネスデザイナー、アーキテクト、データサイエンティスト、AIエンジニア、UXデザイナー、エンジニアの6つの職種が該当します。

DX人材について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

DX人材とは?役割や職種ごとの必要なスキル・マインド・経験を解説

試験の種類とバッジの違い

DX推進パスポートの認定には「ITパスポート試験」、「DS検定 リテラシーレベル」、「G検定」の3つの試験が用いられています。

試験の合格数に応じてDX推進パスポート1~3の3種のバッジが発行されます。合格した試験によって色の組み合わせが異なる7種類のバッジが存在します。

3種の試験の詳細と違い

DX推進パスポートの認定に用いられる3種の試験について、それぞれの特徴や違いを詳しく紹介していきます。

ITパスポート試験

ITパスポート試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する、ITに関する基本的な知識を問う試験です。IPAが定めるITスキル標準(ITSS)と呼ばれるレベルを表す指標では、レベル1に位置し情報技術に携わる者に最低限必要な基礎知識をカバーしています。

具体的には、新しい技術(AI、ビッグデータ、IoT など)や新しい手法(アジャイルなど)の概要に関する知識をはじめ、経営全般(経営戦略、マーケティング、財務、法務など)の知識、IT(セキュリティ、ネットワークなど)の知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問われます。試験期間は通年で、好きなタイミングで試験を受けることができます。

ITパスポートを取得することで、企業で働くうえで最低限のコンプライアンスやIT技術への理解があることの証明になり、履歴書や社内評価の向上になります。

令和7年5月度の合格率は、以下の通りです。

社会人/学生別

社会人/学生別

区分 応募者(人数) 構成比 受験者(人数) 合格者(人数) 合格率
社会人 14,338 80.5% 12,398 6,875 55.5%
学生 3,479 19.5% 3,091 1,348 43.6%
合計 17,817 15,489 8,223 53.1%

社会人内訳

区分 応募者(人数) 構成比 受験者(人数) 合格者(人数) 合格率
IT系 3,330 23.2% 3,002 1,575 52.5%
非IT系 11,008 76.8% 9,396 5,300 56.4%

学生内訳

区分 応募者(人数) 構成比 受験者(人数) 合格者(人数) 合格率
大学院 193 5.5% 163 110 67.5%
大学 2,083 59.9% 1,794 911 50.8%
短大 93 2.7% 81 22 27.2%
高専 49 1.4% 47 28 59.6%
専門学校 221 6.4% 194 61 31.4%
高校 817 23.5% 739 225 28.8%
小・中学校 7 0.2% 6 2 33.3%
その他 47 1.4% 37 19 51.4%

詳しくは、公式ホームページをご覧ください。

(参考)【ITパスポート試験】iパスとは

DS検定 リテラシーレベル

DS(データサイエンティスト)検定 リテラシーレベルは、一般社団法人データサイエンティスト協会が実施している、データサイエンティストに必要なスキルや知識を問う試験です。

その中でもリテラシーレベルではデータサイエンティスト見習いレベルの知識を得ることができます。試験は3ヶ月から4か月に一回開催されており、事前の申し込みが必要です。

試験の合格率は直近50%を切っており、初級の試験であるからと言って油断できないことが分かります。

回数(実施月) 受験者数 合格者数 合格率 合格ライン(正答率)
第9回(2025年3月) 約2,720人 1,188名 約44% 約77%
第8回(2024年11月) 約3,300人 1,474名 約45% 約77%
第7回(2024年6月) 約1,950人 929名 約48% 約77%
第6回(2024年3月) 約2,500人 1,089名 約44% 約79%
第5回(2023年11月) 約3,750人 1,427名 約38% 約79%
第4回(2023年6月) 約3,050人 1,347名 約44% 約79%
第3回(2022年11月) 約2,600人 1,088名 約42% 約79%
第2回(2022年6月) 約2,900人 1,453名 約50% 約80%
第1回(2021年9月) 約1,400人 927名 約66% 約80%

詳しくは、公式ホームページをご確認ください。

(参考)DS検定® ★とは|一般社団法人データサイエンティスト協会

G検定

G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングに関する知識を問う試験です。G検定を取得することで、AIができることの範囲や活用方法を理解し、適切に扱うことが可能になります。

試験は約2ヶ月毎に開催されており、約2ヶ月前に申し込みが必要です。

合格率直近で81.57%で、第1回の58.44と比べると大幅に合格率が増加しています。

合格率の詳細は以下の通りです。

開催回 申込者数 受験者数 合格者数 合格率
2017 3,200 1,448 846 58.44%
2018 #1 7,047 3,065 1,735 56.61%
2018 #2 2,745 2,680 1,749 65.26%
2019 #1 3,541 3,054 2,212 72.43%
2019 #2 3,987 3,143 2,247 71.48%
2019 #3 6,195 5,285 4,062 76.86%
2020 #1 13,043 11,003 8,285 75.32%
2020 #2 5,120 4,085 3,025 74.06%
2020 #3 6,476 5,460 4,325 79.22%
2021 #1 6,589 5,253 3,395 64.64%
2021 #2 6,764 6,159 3,805 61.79%
2021 #3 7,854 7,239 4,719 65.20%
2022 #1 7,287 6,766 4,188 61.90%
2022 #2 6,021 5,345 3,210 60.06%
2022 #3 6,400 5,170 3,090 59.77%
2023 #1 3,339 3,040 2,075 68.24%
2023 #2 4,000 3,399 2,196 64.61%
2023 #3 4,165 3,579 2,110 59.00%
2023 #4 3,916 3,320 2,028 61.08%
2024 #1 3,548 3,527 2,395 67.91%
2024 #2 4,464 4,084 2,724 66.70%
2024 #3 3,260 2,460 1,792 72.85%
2024 #4 4,123 3,428 2,490 72.64%
2025 #1 5,182 3,977 2,797 70.32%
2025 #2 4,446 3,743 2,488 66.49%
2025 #3 4,541 3,936 3,211 81.57%

詳しくは、公式ホームページをご確認ください。

DX推進パスポートのメリット

DX推進パスポートを取得するメリットを社員目線と企業目線でそれぞれ紹介します。

社員が取得するメリット

DX推進パスポートを取得することで社内エンジニアとのコミュニケーションが円滑になり、意思決定をスムーズに行えるようになります。また、新しい業務効率化ツールが導入される際に、スムーズに適応できます。その上、履歴書にもかけるアピールポイントにもなります。

企業が導入するメリット

企業がDX推進パスポートの取得を推進すれば、社内での企画の意思決定が迅速になり、最新技術に対してより正しい判断を下せるようになります。また、社内の各従業員のITの理解度を一目で把握できるようになり、問題点を簡単に認識できます。

DX推進パスポートの申請方法

DX推進パスポートの申請には以下のものを用意する必要があります。

1.各検定(ITパスポート試験、G検定、DS検定)の合格を証明する合格証書番号などの合格者ID等、メールアドレス、氏名、生年月日

2.DX推進パスポートの登録及びデジタルバッジ発行に使用する氏名、メールアドレス等の個人情報  

その後、下記サイトより申請すると一か月程度で発行されます。

DX推進パスポート | Di-Lite啓発プロジェクトサイト【公式】|デジタルリテラシー協議会

まとめ

DX推進パスポートはITの理解度を図るために最適の方法です。DX化を考えている方や企業は是非取得してみてください。

IoTBiz編集部

IoTBiz編集部

2015年から通信・SIM・IoT関連の事業を手掛けるDXHUB株式会社のビジネスを加速させるIoTメディア「IoTBiz」編集部です。

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