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楽天モバイルが繋がらない原因と対処法 2026年10月のローミング縮小で変わった切り分け方

楽天モバイルが繋がらない原因と対処法 2026年10月のローミング縮小で変わった切り分け方

目次

楽天モバイルが繋がらないときは「障害→契約→端末→エリア」の順に確かめる

楽天モバイルが繋がらない原因には、通信障害、契約状態、端末の設定や一時的な不具合、電波状況などがあります。障害や契約上の停止でなければ、まずは機内モードのオン・オフや再起動で回線をつなぎ直すと、元に戻ることがあります。

ただし、2026年10月以降に「9月までは使えていた場所」で急に繋がらなくなった場合は、事情が違います。KDDI(au)が楽天モバイルに提供していたローミング回線が、10月から大幅に縮小されたためです。この場合は端末の設定を変えても直らないので、エリアを確認し、電波改善の依頼や別回線の併用に進みます。

どちらに当たるかは、症状で見当をつけられます。まずは次の表で、自分の状況に近い行を探してください。

症状別の原因と最初に試すこと

症状考えられる原因最初に試すこと
家族や同僚の楽天モバイルも同時に繋がらない通信障害・メンテナンス公式の障害情報を確認し、復旧を待つ
ずっと使えていたのに突然圏外になった料金の未払いによる利用停止、通信障害my 楽天モバイルで支払い状況を確認する
開通手続き後、一度も電波が入らない開通手続きの未完了、端末の設定my 楽天モバイルの申し込み履歴を確認する
アンテナは立つのにデータ通信ができない回線のつなぎ直しの失敗、モバイルデータ通信の設定機内モードのオン・オフ、再起動
10月から特定の場所で繋がらなくなったauローミングの提供終了ローミングエリアの9月末と10月以降を比べる
建物の奥や地下、人混みでだけ繋がらない電波の減衰、基地局の混雑窓際や屋外へ移動して比べる

通信障害と契約状態を先に確認する

障害や契約上の停止が原因なら、端末をいくら操作しても直りません。障害中にAPNを消したりeSIMを削除したりすると、復旧後に再設定の手間が増えることもあります。最初に、端末以外に原因がないかを確かめます。

公式の障害情報とサポートアカウントを見る

楽天モバイルは、公式サイトの「障害情報のお知らせ」に通信障害やメンテナンスの発生と復旧を掲載しています。影響のある地域や、対象がパートナー回線(au回線)のエリアかどうかも、各お知らせの詳細ページで確認できます。

X(旧Twitter)の公式サポートアカウント「楽天モバイル_お客様サポート」でも、システムメンテナンスや通信障害の情報が発信されています。

モバイル回線が使えない状態では、これらのページを開けません。自宅や職場のWi-Fi、家族のスマホなど、別の回線から確認してください。

料金の未払い・開通手続きの未完了で止まっていないか

ずっと使えていたのに突然圏外になった場合、楽天モバイルの公式FAQは、月額利用料金の支払い状況を確認するよう案内しています。未払いで利用が止まっているときは、支払いと利用再開の手続きが済むまで繋がりません。

新規契約や乗り換え(MNP)の直後で一度も電波が入らない場合は、my 楽天モバイルの「申し込み履歴」を開き、「回線開通完了」と表示されているかを確認します。表示されていなければ、開通手続きがまだ終わっていません。

端末側で試す対処法(上から順に1つずつ)

障害も契約上の停止もなければ、端末側を確かめます。複数の操作をまとめて行うと、どれが効いたのか分からなくなります。上から順に1つ試し、繋がるかを確認してから次に進んでください。

機内モードのオン・オフと再起動

アンテナは立っているのにデータが流れないときは、スマホが回線とのつながりを取り直せていないことがあります。機内モードをオンにして10秒ほど待ち、オフに戻すと、スマホが電波をつかみ直します。

それでも変わらなければ、電源を切って入れ直します。再起動すると、端末内部の一時的な不具合も解消されます。

モバイルデータ通信とデュアルSIMのデータ回線設定

モバイルデータ通信がオフになっていると、電話はできてもインターネットには接続できません。iPhoneは「設定」→「モバイル通信」、Androidは「設定」→「ネットワークとインターネット」付近で、オンになっているかを確認します。メニュー名は機種によって異なります。

他社のSIMと2枚使い(デュアルSIM)にしている場合は、データ通信に使う回線が楽天モバイルになっているかも確認します。アンテナが楽天モバイル側で立っていても、データ通信がもう1枚のSIMに割り当てられていれば、楽天モバイルでは通信しません。

iPhoneはキャリア設定、AndroidはAPNを確認する

iPhoneは、「設定」→「一般」→「情報」を開きます。キャリア設定のアップデートがあれば画面に案内が出るので、更新します。キャリア設定は、iPhoneが楽天回線を正しく使うための通信会社側の設定で、iOSのアップデートとは別に配信されます。

Androidは、APN(スマホがインターネットにつなぐための接続先の設定)を確認します。楽天回線対応製品であれば基本的に自動で設定されますが、他社から持ち込んだ端末では以前のSIMのAPNが残っていることがあります。楽天モバイルの公式サイトに掲載されている値と、一字ずつ照らし合わせてください。

SIMカードの抜き差しとeSIMの再発行

物理SIMは、電源を切ってからSIMトレーを取り出し、挿し直します。落下やケースの圧迫で、接触がずれていることがあります。

eSIMで圏外が続く場合は、my 楽天モバイルからeSIMを再発行できます。再発行の途中で通信できなくなると手続きを進められないため、Wi-Fiにつながる場所で行ってください。

5Gを切って4Gで試す

5Gの電波が弱い場所では、スマホが5Gと4Gを行き来して通信が途切れることがあります。設定で5Gをオフにし、4G(LTE)だけで繋がるかを試してください。4Gで通信が安定する場合は、5Gの電波状況や、5Gと4Gの切り替え動作が不安定の原因になっている可能性があります。

2026年10月から急に繋がらなくなったらローミング終了エリアを疑う

ここまでの対処で直らず、しかも「9月までは同じ場所で使えていた」なら、端末ではなくエリア側の変化を疑います。

KDDIのローミングは9月末で一旦終了し、10月から大幅に縮小した

楽天モバイルは、楽天回線の基地局が足りない場所を補うために、KDDI(au)の回線を借りてきました。楽天モバイルが「パートナー回線」と呼んでいる仕組みです。

このローミング契約は2026年9月30日で一旦終了しました。10月1日からは新しい契約で提供が続いていますが、提供エリアは大幅に縮小されています。楽天モバイルは9月5日のお知らせで、楽天回線でのカバーに時間がかかるエリアではローミングを続け、十分にカバーできているエリアでは縮小していく方針を示していました。

KDDIはその後、ローミングの確認用エリアマップに、提供エリアを今後も順次縮小していく旨の文言を加えています。いま使えている場所でも、将来ローミングが終わる可能性があるということです。

縮小が目立つのは政令指定都市の市街地

ローミングが終わったのは、楽天モバイルが楽天回線でカバーできていると判断した場所です。山間部などでは引き続きローミングが提供される一方、人が多い都市部で打ち切りが目立ちます。

自分の場所が影響を受けたかを確かめる方法

確かめ方は3つあります。上から順に、手軽な方法です。

①KDDIのローミングエリアマップで9月末と10月以降を比べる

KDDIの「楽天モバイル株式会社サービスへのローミング提供について」のページでは、「2026年9月末現在」と「2026年10月以降」のローミング提供エリアを見比べられます。自宅や職場の住所が、9月末には提供エリアに入っていて10月以降は外れていれば、ローミングが終わった場所です。

②楽天モバイルのサービスエリアマップで楽天回線のエリアかを見る

楽天モバイルの「通信・エリア」ページでは、楽天回線のエリアを確認できます。マップは2026年10月13日に更新され、9月30日時点のデータになっています。ローミングが終了した場所でも、楽天回線のエリア内であれば、楽天回線による通信が期待できます。ただし、エリアマップは電波状況の目安であり、範囲内でも地形や建物、周辺の電波状況によって通信できない場合があります。屋外では繋がるのに屋内でだけ繋がらないなら、建物による電波の減衰が考えられます。

③iPhoneのフィールドテストでつながっている回線を見る

iPhoneでは、電話アプリのキーパッドで「*3001#12345#*」と入力して発信すると、「フィールドテスト」という通信状況の確認画面を開き、接続中のネットワーク情報を確認できる場合があります。iPhone Maniaやガルマックスの解説記事によると、接続先のPLMN(つながっている通信会社を示す番号)が「440 11」であれば楽天回線、「440 50」「440 53」などであればKDDI(au)の回線と判別できます。ただし、表示項目や確認方法は端末やiOSのバージョンによって異なります。

9月までは同じ場所でau回線の番号が出ていたのに、10月以降は楽天回線の番号しか出ず、通信も不安定なら、ローミング終了の影響と考えられます。

ローミングが終了した場所では端末設定を変えても直らない

繋がらないときの対処法として、ネットワークの自動選択を切り、手動でパートナー回線(au回線)を選ぶ方法が紹介されることがあります。しかし、ローミングの提供が終わった場所では、楽天モバイルの契約でau回線につなぐことはできないため、この方法は効きません。APNの書き換えやSIMの再発行を繰り返しても同じです。

この場合に取れる手段は、楽天モバイルに電波改善を依頼すること、自宅であれば小型基地局を置くこと、別の回線を併用することです。具体的な方法は「改善しないときの打ち手」で説明します。

屋内・地下・混雑時に繋がりにくくなる理由

楽天回線は、主に1.7GHz帯の電波を使ってきました。周波数が高い電波ほど、壁や床を回り込みにくくなります。そのため、ビルの奥、地下の店舗、鉄筋コンクリートのマンションでは、屋外より電波が弱くなりやすい性質があります。

楽天モバイルは2023年10月に、障害物を回り込みやすい700MHz帯(プラチナバンド)の割り当てを総務省から受け、整備を進めています。ただし、すべての場所に行き渡ったわけではありません。

駅やイベント会場など人が密集する場所では、電波が届いていても基地局が処理しきれず、通信が詰まることがあります。この場合は圏外にならず、アンテナが立ったまま読み込みが止まります。時間帯をずらしたりWi-Fiに切り替えたりして改善するかで見分けられます。

中古や海外版のスマホを使っている場合は、端末が楽天モバイルの周波数帯(バンド)に対応しているかも確認してください。対応していない端末は、楽天回線のエリア内でも電波をつかみにくくなります。対応バンドは、メーカーの仕様表で確かめられます。

改善しないときの打ち手

端末側の対処で直らない場合や、ローミング終了の影響と分かった場合は、次の方法を検討してみましょう。

楽天モバイルに電波改善・調査を依頼する

楽天モバイルは、楽天回線が繋がりにくい場所についての改善要望を、専用フォームで受け付けています。公式サイトの「お問い合わせ」ページにある「楽天回線の電波改善要望・調査のご依頼」から入力できます。

依頼するときは、繋がらない住所、建物内の場所(階数や部屋の位置)、時間帯、症状を具体的に書くと、調査の手がかりになります。ローミング終了後に繋がらなくなった場合も、この窓口が入り口です。

デュアルSIMで副回線を持つ、または乗り換える

生活圏の一部だけで繋がらないなら、楽天モバイルを残したまま、別の通信会社のSIMをもう1枚入れて使い分ける方法があります。楽天回線が弱い場所ではもう1枚に切り替えれば、通信が途切れる場面を減らせます。設定方法や注意点は次の記事で解説しています。

デュアルSIMとは?使い方やメリットデメリット、使う上での注意点を紹介

自宅や職場など毎日使う場所で繋がらず、電波改善を依頼しても状況が変わらない場合は、他社への乗り換えも選択肢です。楽天モバイルの良い点と気になる点を整理したい場合は、次の記事も参考にしてください。

楽天モバイルの評判や口コミは良い悪い?のメリット・デメリットもわかりやすく解説

IoT通信でお困りなら「IoTBiz SIM」

この記事では、繋がらない機器は設置場所で電波が届く回線に切り替え、実際に試してから決めることをおすすめしました。株式会社CoeNovaが提供する法人向け通信サービスIoTBiz SIMは、ドコモ・ソフトバンク・KDDI・楽天の4キャリアに対応しており、設置場所ごとに回線を選べます。

■ 主な特徴

4キャリアから設置場所に合う回線を選べる

楽天回線が届きにくい場所の機器はドコモやKDDIの回線に、楽天回線が十分届く場所の機器は楽天回線にと、機器ごとに選び分けられます。1つの通信会社のエリアの変化に、すべての機器が左右されることを避けられます。

テストSIMで設置場所の電波を事前に確かめられる

IoTBiz SIMでは、テストSIMを最大1週間貸し出しています。本契約の前に、設置場所で電波が届くか、機器が通信できるか、1週間でどれだけデータを使うかを確認できます。

1回線から契約でき、契約期間の縛りがない

1回線から契約できるため、繋がらなくなった数台だけを先に切り替えるといった小さな始め方ができます。契約期間の縛りと解約金はありません(ソフトバンクMNOプランを除く)。最短翌日に発送します。

■ 代表的な料金(税別)

いずれも、月ごとの容量と月額がセットになった定額型のプランです。

プラン月額(税別)向く機器・注意点
ドコモ回線 通常プラン1GB 450円〜通信量がほぼ一定のセンサーや計測機器
楽天MNO 通常プラン1GB 320円〜楽天回線のエリアでのみ利用でき、パートナー回線(au)のエリアは利用できない。設置場所が楽天回線のエリアに入っていることを確かめてから選ぶ
MEEQ定額プラン(ドコモ・KDDI・ソフトバンク)100MB 300円〜KDDIやソフトバンクの回線を選びたい機器

■ 初期費用・契約条件(税別)

初期費用は3,000円、SIMカード発行費用は1回線あたり394円です。発行費用は回線数分かかるため、月額だけでなく、導入台数と利用年数を置いた総額で比べてください。

詳細・お申し込みは以下のページをご覧ください。

IoTBiz SIM サービスページ

IoTBiz編集部

IoTBiz編集部

IoTBiz編集部は、京都の通信事業者・株式会社CoeNovaが運営するIoT・通信・AI専門メディアの編集チームです。CoeNovaは2015年から、訪日旅行者向けSIMや民泊向けWi-Fi、IoT向け回線などの通信サービスを自社で提供しています。その運用で得た知見をもとに、Wi-Fiの接続トラブル、SIM・モバイル回線、生成AIの業務活用まで、法人・個人の「困った」を解決する情報をお届けしています。

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